中秋の名月
月見て一杯。
いや、月はあまり関係が無く、実家に帰省したらワインを買ってあったのでご相伴に預かったというか。
でも、妹・姪っ子達が月見団子を買ってきてくれたので、それっぽい雰囲気にはなりました。
あぁ、どこまでも受け身な風流よ…。
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んで、3週間ぶりの実家の自室には段ボール箱がドンドンドン。ついでに今日も1箱ドン。
プラモとフィギュアが内包されているわけですが……正直途方に暮れますわ。
どうすんだこの数。積みを崩すにも時間が無いし、フィギュアを飾る場所もないぞ…。
購入は計画的に、って案件ではあるんだけど、今日日プラモ・フィギュアの発売日なんてズレまくって予想外の日に届くのが当たり前だしなー。
いや、分かってる。分かってるんだ。組めるだけ、積めるだけ、飾れるだけのものだけを買えって事は…!
でも自分オタクだし…!!
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というわけで、ようやく届いた「アリス・ギア・アイギス Concerto of Simulatrix(アリスギアCS)」。
ちょっと触ってみた感じ…ソシャゲ版と同じで違う。
キャラクターとそのモデルはソシャゲを踏襲していますが、ゲームとしてのコンセプト、操作感がかなり異なります。
対プレイヤーの対戦ゲームの要素が強まっており、かつ操作デバイスがコントローラーになる事により、アクションの種類が増えています。
具体的には、水平移動だけでなく上昇・下降が出来る、シールド(防御)操作が追加、ステップがボタン入力、トップススキルにチャージ入力が追加…と言ったところ。
これらによって細々と操作感が異なり、かつ、ショット攻撃に段数制限がついているので、立ち回りも異なってきます。単純に遠距離攻撃を繰り返せば勝てる、というものでもない。
というか、単純な話なのですが、上昇・下降が出来るっていうのが物凄く嬉しいんですよねぇ。折角の空中戦をやってるわけだから、高さの概念は欲しかったので。…いずれにしても照準が相手キャラにある以上、高さ・位置のベクトルがズレてもそこまで影響はないんですが(苦笑
とりあえず、普通に3D対戦シューティングとしては十分に面白い。自由自在に宙を翔ける感じが何とも少年心をくすぐります。
シナリオも全キャラフルボイスになってる事もあり、非常に味わい深い。
楓さんで一通りルートをクリアしてみましたが、実に楓さんらしいシナリオでした。
あと単純に。
「好きなゲームを手元における」っていうのが大きい。
ソシャゲはいつサービス終了するか分からないので、所有感が薄いというかー。
というわけで。
プレイアブルキャラだけじゃなくて、DLCでいいから未実装キャラも追加してください。お願いします(深沙希さんが何気に難易度高そう…)。
帰り道は元気に
駅へ続く道は、日も落ちたばかりで人がごった返していて。
歩道橋は向かいからくる人、手を繋いで歩くカップル、ご夫婦…絶妙にブロックされてる状況です。
人の合間を縫って進む私。走る事はないけど競歩気味には急いでる。例によって仕事がおして、望みの便に乗れるかどうか怪しいところ。なんでこうもデッドエンドがある時にばかり予定外の仕事が沸いてくるのか。…余裕かまして通常業務を片付けてなかったツケでもあるけれどー。
それにしても腹立たしいのは、同じように駅へ向かいながらも、まったく「家路を急ぐ」気配のない方々。
のそのそと歩を進め、人の流れに「溜まり」を作ってしまってる。
えぇい、君達生きるために精魂すり減らしてる仕事が終わったんだろう? これからは自分の時間、自分のテリトリーで趣味を謳歌出来るんだろう? もっと元気よく浮足立って帰ってみたらどうなんだ。1秒でも早く帰り着くためにこそ、その日の全力を使うべきじゃないのか。
…と、行く手をサラリーマン3人に阻まれながら思いましたが…何気に余暇・趣味が無い、っていう人も結構いると聞きますし。
哀しいかな、家そのものが自分のテリトリーじゃないという話も…。
帰り道が楽しい、ってそれだけで幸せな事なのかもしれないな。
…っていうのは乗り遅れなかったから思えるわけで。
乗れずに1時間を徒労に費やす事にでもなってたら、あのリーマンやカップルらへの憎悪はどれほどになっていただろうか…(自分の仕事の怠慢は棚へ置き)。
たーんすーいかぶつーと、たーんすーいかぶつーのー
昼は焼きそばとドライカレーの弁当にしたのですが、予想通り一緒に食べてた上司から、「全部炭水化物だなぁ」とのご指摘。
「言うて、お好み焼きで飯食える人種ですしねぇ(何か問題でも?)」
「どうもなぁ。食えないんだよなぁ、それ。同じものを食ってる感じがするというか」
「こればっかりは文化ですかねぇ。東の方は粉ものをおかずにご飯ってできないって聞きますし」
「あとアレだ。義実君がやってる米食いながらコーヒー飲むのも無理」
「あぁそれは単純に俺がコーヒーをいつでもどこでも飲む人間ってだけで」
「じゃあおにぎり食いながらコーヒーは?」
「できますね。具によってはちょっと辛いかもだけど」
「俺は無理だなぁ。そんなになんでも合うもんか?」
「そりゃあ………って、考えてみたら、刺身は無理かも」
「あぁ」
「寿司もダメでしょうねぇ……生ものとは相性悪い気がします」
「じゃあ、コーヒーじゃなくてグレープフルーツジュースでおにぎりは?」
「いや、それは無理。っていうか甘い飲みもので何かを食べるって辛くないです?」
「それはあれだ」
「?」
「歳だな」
嵐の前の
台風が近づいております。明日には暴風圏内に入りそう。
徐々に強まっていく帰り道の風に、少しだけワクワクするものがあるのは少年の日のリフレインなのかしら。
明日、仕事休みにならないかな…!
…パソコン持ち帰ってるので、安心安全のテレワークは約束されてるわけですけれどもね。
例によって(寄り道好き)、帰り道でスーパーに立ち寄ってみると、見事に水関係が売り切れてる。あとカップラーメンにパン。うぅん、台風の売り上げ貢献凄いわぁ。
いや、他人事じゃなく自分も備えておくべきなのでしょうけれども…今更感が強いですね、どうしても。
それにいざとなればシュワシュワする麦ジュースと翠があるしー。
…さも呑めるかのようなイメージを醸し出すミスリード。
どんなに良いものでも、それを受け止める側に素養がないと以下略
ガンダムベースからの帰り道、例によって昼ご飯を食べ損ねて入る店を決めかねて以下略。
商店街をフラフラと歩いていると、通り過ぎた店の看板に、おっとっと、とばかりに立ち戻って読み返す。
「神戸牛ハンバーグランチ980円 セットあり」
ほほぅ、いいじゃないか、こういうのだよこういうの。お札1枚でセット込みでハンバーグが食べれる、しかも神戸牛とは。…いくら何でも話が美味すぎないか? ランチは平日しかやってないとかそういうオチ…ではなさそう。
じゃ、これでいいかー…ってドアを開けてみたら、対面式カウンターで鉄板が。あっ、これ高そうなお店…(神戸牛の時点で気づけ)。
とりあえず店頭の看板を信じ、自分が食べたいのはお得なハンバーグなのだ、と心を強く保ち注文すると。
「こちらのハンバーグはセットでもご注文いただけます」
セットで「も」…?
……あ…っ……店頭の看板の「セットあり」って、「セットでも注文できます」の意…?
ライス・スープつけたら+330円かー。
…うん。今、主食はいらないかな。というわけでハンバーグだけを注文。
そして数分後ハンバーグが目の前に。…実はあまりに疲れていて、待ってる間寝落ち。せっかく目の前で焼いてくれていた(と思われる)のに、全く見ていないという体たらく。でも、過程を見てなくたって味は一緒だしー。
さて神戸牛ハンバーグのお味は、と。
……やっわらか……っ。
とにかく柔らかい。まるでスポンジケーキのよう。いや、箸でも割れる分、スポンジより柔らかいかも。そしてあふれる肉汁。これが神戸牛…!!!
……余りに柔らか過ぎて肉感なくて、なんかこう……ハンバーグっていうか…うん。
美味しいことは美味しかったよ!!(語彙と味覚の貧しさをごまかす)
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言うて、330円のセットはケチるのに、ガンダムベースでグフ(838円)は普通に買うんだよなぁ…。
あと、ガンダムベースって買った商品を組み立てることができる工作スペースが用意されてるわけですが…正直、使いづらいよね…。
とりあえずポジティブ要素としては下記のとおり。
・無料で使える
・工具(ニッパー、ピンセット、金やすり、パーツオープナー)を貸してもらえる
・冷暖房完備
・BGMつき(商品・新アニメ番宣とか)
ネガティブ要素は下。
・時間制限(1時間、ただし卓が空いていれば延長可)
・工具の持ち込み不可
なので、そこまで作りこむ気がないキットをサクッと組み立てる時には便利、という施設ですね。
……ガンダムベースまで来てガンプラ作るような猛者が、専用工具も使わず1時間で作れるようなキットを作るか、という話なんですよねー。
実際、ベースのスタッフも利用希望があるとはそこまで思ってないみたいなんだよね(苦笑)
とりあえずエコプラ ガンダムmk2を組んでみたり。
流石に珍しいのか、子供2人がのぞき込んできたりした(笑)
つい、作業に集中してるふりしちゃったけど、愛想ふりまけば良かったかなー(そして不審者扱いされる)
八つ当たり気味に
台風の影響か、片頭痛が辛いので映画をディスってみます。
普段はやらんのですけどもね…わざわざ敵を作るような真似をしたくはない、と思ってましたが、そもそも敵になるほど構ってくれる人もいな以下略。
先日の金曜ロードショーで「るろうに剣心 京都大火編」をやってたので、ながら見してたんです。
で……次週予告に入る頃にはモヤるモヤる。どうにも面白いと思えない、むしろつまら…いや、「嫌だなこれ」と感じてしまっており、なんだろうなーこれ。
一夜明け、久々に先輩(あだ名)と電話し、そこで色々ぶちまけてみて、「あぁなるほど」と腑に落ちたのですが。
つまり映画「るろうに剣心」は映画の「るろ剣」であって、漫画の「るろうに剣心」とは別物なのだ、という事です。
当たり前、と言いたいところなのですが、これが漫画版の大ファンである私にはいたく堪える事実になっているわけで。
原作のイメージがどうしても強く、それとのズレが折に触れては落差で私を追い込む。
二次元を三次元化する悲劇、については、奇跡的に剣心=佐藤健の再現度、魅力が素晴らしいのであまり気にしてないのですが(他はホントに辛抱する)、いわゆるバトルものである原作の戦闘シーンのニュアンスをまるで拾えていないのが辛い。
幸い(?)アクション映画として頑張っていて、戦闘シーンが全体の中でかなりの尺を占めているのですが(おかげでドラマパートの薄っぺらさが響く)、その悉くが「原作と違う…」とガッカリ感を与えてくるので逆に辛さを増加してくる感じです。
じゃあそのニュアンスの違いって何か、というなら、原作だと少年漫画の定番というか、1対1での必殺技(名前の付いた技)の撃ち合いという側面が強いのですが、映画版では多対1の乱戦、1対1でも乱撃となります。
この変更について、そうなってしまうのも分からなくはないのです。
というのも、リアルに考えて必殺技の名前を叫びながら数秒かけて攻撃を繰り出す、なんて殺陣はあり得ませんので。
だから、剣の振り、身のこなし、構図・カメラワークを目まぐるしく切り替えることで迫力を生む必要が出てくる……出てくるのは分かる、んだが。
その結果、ヒャッハー系の雑魚をひたすら殴りまわるだけ、ネームドキャラに対しても急所を狙わない手数が多いだけのチャンバラに終始。
挙句の果てにはワイヤーアクションで両手広げて斬撃を避けるとかさぁ…。
それ、剣劇? 剣術ですか?
日本刀を一刀流で扱うなら両手で振りなさいよ? 突き出した剣先でけん制するとか、フェンシングじゃないの?
…ってここまでの話を早口で先輩(あだ名)に語ったら、「それが最近のアクションなんだよなー。ほら、『ハイロー』とかさ」。
あー……。
そりゃ確かにそうだよね。
「椿三十郎」よろしく、静と動、立ち合いの緊張感、一瞬の決着…なんてナウなヤングにはウケないだろうしなぁ…(もちろん、全くウケないわけじゃないと思いますが、一般的・商品的な価値として)。
もうその一言で、「あ、自分が今の映画についていけなくなったんだな」って気づいてしまって終了。
うぅ…もう古き良き時代劇は見れないのか…。
いや、そもそも劇場で見てないわけですけども。
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けどさー、いくら今のアクションについていけなくなったっていっても、映画版「牙突」の面白ワイヤーアクションはあり得ないだろー。
突き出した切っ先と進行方向のベクトルが合ってないってありえんやん?(オタ特有のめんどくさいこだわり)
肌寒い……だと…?
つい数日前まで汗の粒を落としながら歩いてたのに、今日は吹く風に身震いしそうなほどひんやり。
えー、なんなんー。いきなり冷え込み過ぎやろー。こんな唐突に寒くなられても準備ってもんがさー。
そもそも、徐々に、なだらかに季節が変わった記憶なんて、もはやだいぶ過去の事なのだけど。
一夜明けたら猛暑、酷寒、なんてのは毎年の事ですねぇ。
春と秋の存在意義はわからなくなるばかり。
とりあえず、折角作った夏服もあっという間に納戸行き、かなー?