Ceramic moon Plastic stars

大体漫画とかアニメの感想を書いてます。こう、妄想が溢れそうになった時の受け皿としても活用。

帰り道は元気に

駅へ続く道は、日も落ちたばかりで人がごった返していて。

歩道橋は向かいからくる人、手を繋いで歩くカップル、ご夫婦…絶妙にブロックされてる状況です。

人の合間を縫って進む私。走る事はないけど競歩気味には急いでる。例によって仕事がおして、望みの便に乗れるかどうか怪しいところ。なんでこうもデッドエンドがある時にばかり予定外の仕事が沸いてくるのか。…余裕かまして通常業務を片付けてなかったツケでもあるけれどー。

 

それにしても腹立たしいのは、同じように駅へ向かいながらも、まったく「家路を急ぐ」気配のない方々。

のそのそと歩を進め、人の流れに「溜まり」を作ってしまってる。

 

えぇい、君達生きるために精魂すり減らしてる仕事が終わったんだろう? これからは自分の時間、自分のテリトリーで趣味を謳歌出来るんだろう? もっと元気よく浮足立って帰ってみたらどうなんだ。1秒でも早く帰り着くためにこそ、その日の全力を使うべきじゃないのか。

 

 

…と、行く手をサラリーマン3人に阻まれながら思いましたが…何気に余暇・趣味が無い、っていう人も結構いると聞きますし。

哀しいかな、家そのものが自分のテリトリーじゃないという話も…。

帰り道が楽しい、ってそれだけで幸せな事なのかもしれないな。

 

…っていうのは乗り遅れなかったから思えるわけで。

 

乗れずに1時間を徒労に費やす事にでもなってたら、あのリーマンやカップルらへの憎悪はどれほどになっていただろうか…(自分の仕事の怠慢は棚へ置き)。