Ceramic moon Plastic stars

大体漫画とかアニメの感想を書いてます。こう、妄想が溢れそうになった時の受け皿としても活用。

「第3回 ごうつホビー祭り」の感想文

(前略)そして何よりもぉぉぉぉぉ!!

時間が足りない(色んな意味で)。

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というわけで、去年に引き続き、8月24・25日 島根県江津市で開催されたごうつホビー祭りに参加してきました。

どのようなお祭りかと言えば、ざっくり言うとホビー(趣味)の実物に触れる事が出来る総合イベントです。
各種プラモデル作品の展示、エアガンの試射、ラジコン・ロボットの操縦(操作)、ボードゲーム試遊、オーケストラ、ライブ…色んな「実物」に触れる事が出来ます(詳しくは公式サイトさんをご参照下さい)。
去年もそうでしたが、今まで触れたことがない事に触れて、観た事がないものを観る機会って凄く貴重。そして、物凄く楽しい。足を運んでみる価値が大ありなのです。

 

で。

 

実際楽しい。

 

展示されてるプラモ作品、どれも面白いというか凄いというか。
「こう作るか!」とか、「うはぁ…こんな作り方出来るんだ…」みたいな。
上手いというのは当然として、表現、見せ方、「自分が良いと思うもの」を形にしてるとこが凄い。こんな風に作れたらいいなぁ。作りたいなぁ。

(何かモニョモニョした感情)

しかし申し訳ありません。何と、その凄い作品群をろくに撮影していなかったという…。
えーとその、スマホの充電切れかけててですね(残響さんにバッテリー借りたり。その節はご迷惑を…)。
素晴らしい作品の画像はこちらでお願いします(他力本願)↓

第3回ごうつホビー祭り 模型展示会&模型教室 イベントレポート  ~新たに確かに拡がった~

#ごうつホビー祭り


今回、ついにKATOさんのジオラマ制作体験に参加出来まして(人気イベントのため他参加者が多く、前回は体験できず)。
ジオラマ素材メーカーさん直々のご指導で、かつ公式素材を使ってジオラマを作れたんですよ!
普段、ガンプラやFA:Gを単独素組してる身なのでジオラマや情景には触れてないのですが、これ、ホントに楽しい。
小さな世界・風景を自分の手で作れるという事。そのために色んな技術があって、考え込まれた素材があるって知る、そしてそれを実際に体験できるっていう驚き。いやもう、7×9cm四方の箱庭を作る事がこんなにも面白い! ワクワクします!

この際、小学生くらいの男の子が一緒に参加されてたのですけど、お互いの作品や進行具合をアレコレ言いながら一緒に作るというのがまた楽しくて(彼が良く出来た子で、ちゃんと相手(の作品)を褒めるw)。

普段、ひたすら一人で制作やってるぼっちにはたまらなく新鮮な体験でした。…彼の作品の写真を撮り忘れたのが非常に悔やまれますが(自分にはない作風、出来栄えでしたので)。


更に瀬川たかし先生のジオラマ教室にも参加させていただきまして。
こちらは初日には錆びた空き缶を作り、翌日には更に本格的に4時間という時間をかけて、朽ちた遺跡の情景を作成しました。

いやもうこれがね…楽しいの一言に尽きる。

 

説明されればそんなに難しくない技術を繰り返す地味な作業、と言う事も出来るのですが、その作業が悉く楽しい。
知らなかった事を知る、実際にやってみるという事。何より、そうして何の変哲もなかった素材(スタイロフォーム)が、徐々にボロボロの石積みと石畳、植物の生命力に侵食された人の営みへと変わっていくのが楽しくて仕方ないのです。
ものを作る、表現する事の面白さ、楽しさが改めて分かるというか。
お隣の方の作品の凄さというか個性、完成度が素晴らしかったりして、驚くやら何やら。
同じものを作ってるはずなのに、こんなにも違うのか…と。正直なところ、軽く嫉妬を覚えたりもしました。思い切りとか表現の瑞々しさであるとか…おっといかんいかん。

 

また、瀬川先生が順序立てて理路整然と教えていただけた事、作業とは関係ない趣味や業界の事を交えてトークを繰り広げられ、常に和気藹々としつつも集中が途切れない時間を作られていた事も楽しさの要因だと思います。
……思い返せば、ホントに4時間+αしゃべりっぱなしだったなぁ、先生。話題の尽きなさも驚きだけど、喉とか大丈夫だったのでしょうか(今更)。

ものを教わる事、新しい知識・技術を吸収する事の楽しさ、素晴らしさを改めて知った気がします(年齢を重ねちゃうと、なかなかですね…(苦笑))


物販コーナーではついつい購入したくなる商品が多く…なかなかに散財しました。だが後悔はないw
というか、工具・機器メーカーさんの実機展示はホントにとんでもない説得力。使ってみればわかるこの効果。
エコーテックさんの超音波カッターの切れ味、「うっわ、すっごい切れる!!」と思わず漏れるレベルでしたよ。プラ板がバターのようだ。
いやもう、プラモを切り刻む類(言い方)のユーザー垂涎の品。何でも作れる、って錯覚が容易く起きます(現実は以下略)。
後はお値段が…うーんうーん。
そりゃ、くじも引くってもんですよ(超音波カッターが当たる!)

互換屋さんの塗装ブースもすごかった…。物凄い吸う。しかも小型化凄い(語彙)。時代は小型化ですよ。…実際に使い方、使う環境も含めてプレゼンされるとこれはもう刺さる刺さる。限られたスペースで制作やってる身としてはこれまた垂涎。
でもまだ販売前という事らしく…待ち遠しいですね。なるべく早くお願いします(願望)。

 

また、プラモデルや創作以外の点では。

各国でデザインされたボードゲーム・カードゲームを実際に遊んでみました。
…いや、何と言いますか、「どういう発想したらこんなシステム・遊び方を思いつくんだ?」って感じますよ。カードや駒、盤面、手段を問わずに遊ぶ事、楽しむを追及してる。プレイしてみると、これまで自分の中に無かった面白さや発想がいくつも湧いてくるのです。
今更ながら、自分が知ってた「ゲーム」って全然狭い世界だったんだなぁ、としみじみ(それはそれで面白いんだけども)。
特に「Quarto!」がシンプルなのに奥が深いというか…えーと考える事が多過ぎて面白いというかw
時間があったらもっとやってみたかったですねぇ。…長時間やると脳使いまくって憔悴しそうな気もしますが。

 

エアガン射的(試射)も楽しかった!
何気にエアガンって男の子の憧れだけど(女性も好きだと思うけど、話題的に)手に取る事ってあまりなくて、更に何も考えずに撃ちまくれるってホント貴重な体験だと思うんですよね。
あと、照準ついてるし止まってる的に当てるのって楽勝ー…って思うじゃないですか(私だけか?)。実際には当たりませんw 50発撃って当たったのは12発。そんなもんですよ、うん。ク〇エイム。
ライフルの類も撃ちたかったなー。


それからちょっと違う方向ですが、オーケストラの生演奏も行われておりました。
石見シンフォニックオーケストラさん+地元学生さんによる、屋外ホールでのアニメの曲を中心の生演奏。
これがねぇ…いきなり良かったんですよね。
そもそも音楽に造詣がなくオーケストラなんて縁遠い人間なもので、良い悪いの基準がないのですが、それでも生の音がワーッと押し寄せてくる感じ、聴いたことのある曲がアレンジされて管楽器・打楽器の重なりで斬新に聴こえてくる楽しさ。
そして何より、どんな風に演奏しているのか、が目の前で分かるという事が興味深くて(演奏中に楽器変えたりするんだなー、とか)。
指揮の先生のオーディエンスに訴えてくる盛り上げ上手なMC(でいいのかな?)も、時々挟まれる団員の皆さんのトークも面白く、そして楽しんでるんだなぁって分かるのも良かったですね。
もっと聴いてたかったなぁ。


…………

そう。そうなんです。
楽しい、面白いがいっぱいのイベントではあったんですが、どうにも悔やまれるのが「もっと体験したかった」という点。
まだまだイベントや体験コーナーはあって、それに触れられてないんですよね。けん玉実演や将棋、ぷよぷよ…料理教室もちょっと気になってた。
時間的にジオラマ教室と被ってて、石見神楽が見れなかったのも残念。


「この場所に来れば色んな『もの』に触れられる」事がごうつホビー祭りのセールスポイントだと思うのですが、同時に何もかもは触れられない。
効率よくこなすという考えもあるかとは思いますが、じっくり楽しみたいとも思うわけで…非常に悩ましい。
いっそ3日間開催になれば…?(休みとれるのか?)


とても些細で、とても贅沢な望みですが。
私個人は全てのイベントを体験したいし、祭りに参加した全ての人がが楽しめれば、ハッピーになれればいいな、と思うのです。

個人的な反省としてはー……もっと人と関わっていかないといかんのだなぁ、と。
誰かと一緒に何かを作る事が楽しい、と分かったのだから、同じくする人達と積極的に話をしてればもっと楽しかった。
…コミュ障には高すぎるハードルですが、次は、次こそは…?


まだ、書けていないイベントが多々ありますが、一先ずこの辺で。
一参加者、ファントして、ごうつホビー祭りの更なる発展を願うばかりです。

 

戒め:展示作品のパーツは忘れるな!!(余りの絶望感に放心)f:id:yoshimitaka:20190910004842j:plain