Ceramic moon Plastic stars

大体漫画とかアニメの感想を書いてます。こう、妄想が溢れそうになった時の受け皿としても活用。

見たい映画は30分以内で行ける範囲で上映されてほしい。

というわけで、片道2時間弱かけて映画観てきました。…気軽に観に行くって感じじゃないのが辛いとこよね…。

で。まず1本。
アリータ:バトル・エンジェル

ちなみに原作はチラッと読んだことがある程度。話の大筋は全く知りません(少なくとも映画で描かれてたエピソードはまるで知らない)。


安易に言うなら、「アリータ萌え」です。


「超強い小柄な美少女が、ゴツくてデカいサイボーグ達を縦横無尽にぶっ飛ばす」という言葉がどれほど魅力的であるか。そして実際にそれをやって魅せられるとどれだけ楽しいか。


カンフーアクションや殺陣はアクションの基本と言えますが、CGを使って「人知を超えたサイボーグの力とスピード」でやるため非常に派手かつ爽快感が大きいです。
また、CGで描かれた機械やサイボーグの動きが自然なのもポイントが高い。…なんせ、完全に機械にしか見えないアリータの腕や足が人間の動きと全く遜色ないのですから。
そのCGという点で特徴的なのが、とりもなおさず主人公・アリータの目の大きさ。原作準拠、更にサイボーグであることの表現としてあえて大きくCGで描かれているわけですが、これがまたリアルとフィクションのギリギリな境界の表現となっており、瞬きや視線移動の自然さもあって、リアルの役者達と同じ画面にいても全く違和感がありません。むしろ魅力的。……多分に私が二次コンで目の大きな女の子に慣れているからではあるのでしょうけれどもw

 

と、アクションや世紀末なSF世界など視覚的な面ばかりを上げてきましたが、脚本としてもなかなかの出来。
記憶を失ったアリータが記憶を取り戻すために、そして自分を取り巻く人々のために戦う意思を固めていく流れが非常に熱い。もちろん、彼女本来の素質もあるのですが…。
特にDr.イドとのやり取りが、心配性のおとーさんと思春期の娘って感じで実に微笑ましくもじれったいw 最初っからヒューゴを警戒してるもんなぁ…(苦笑
そう、ヒューゴはねぇ…。いきなりいいヤツだったのになぁ…。

 

そんなこんなで非常に楽しめる1作でした。
まだまだ話は続きそうですし次回作があればまた観たいですね。

なんだかんだでメカ少女がボディスーツ姿で戦うのはエ(以下略